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花祭 (霜月神楽)[はなまつり]
花祭(はなまつり)は、愛知県北設楽郡等に伝承される霜月神楽の総称である。重要無形民俗文化財(北設楽郡のみ)。700年以上にわたって継承されている神事芸能で〔奥三河の花祭〕、清めと湯立てのほか、少年の舞、青年の舞、巨大な鬼面を付けた鬼の舞、等が夜通し行われる。 == 概要 == 伊勢流神楽(湯立神楽)の流れを汲むとされるが、仏教の修験道、修正会、浄土思想に由来するとも考えられ詳細は不明である。「花祭」の呼称も灌仏会とは無関係で、浄土への転生願望から生まれたものとされるが詳細は不明である。地元の人々は「花祭」を単に「花(はな)」と呼ぶ〔東栄の花祭り 切り草3ページ〕。明治以降、神仏分離に伴い、仏教色が排除された集落もある。中設楽、河内、間黒、坂宇場地区である。神道形式の「花祭」を「神道花」(しんとうばな)。従来通りの形式ものを「仏花」(ぶつばな)と呼び現在に至る〔奥三河の花祭り11ページ〕。「てーほへてほへ」の掛け声、「寒い、煙い、眠い」と呼ばれるのが特徴である。 花祭の花とは、かつては穀物の花ともされたが、近年の研究によれば新しい生命を象徴するものであるとされる〔2000年度活動報告 - 慶応義塾大学文学部〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「花祭 (霜月神楽)」の詳細全文を読む
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